海がおいらを呼んでいる






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12月2日(曇り時々晴れ・大潮・ナギ)
三宅島・ママ

本日は穏やかな天気ではありますが、 北東の風が吹いているので、一応、島の南西に位置する地磯ママへ・・・。
お隣の底物師が順調にブダイ交じりで石物をあげています。
釣り物が違うとはいえ結構気になるものです。
何しろこっちは第一投目でダツが掛かったきりなのですから・・・。
餌取りは他にカワハギとチョウチョウウオ。
付け餌は5秒と持たない感じですが、ここでは過去に磯際で良い思いをしているので、 めげずにサラシにひかれる流れに乗せて際に沿って仕掛けを漂わせ続けます。
2時間ほどして、ただ撒き続けていたコマセが利いてきたのでしょうか、スパッと気持ちの良い消し込みで上がってきたのは40cmのメジナ。
タナは2ヒロ。
ここからはポツポツと35cm前後が食ってきました。
今、結構釣れているらしいスマガツオもあがって

『これは夕マズメにはビッグチャンスが来るかも?』と期待に胸をふくらませていたのですが、 ふと、チェックした明日の天気予報は『2.5mから4mの波に・・・』と実に微妙な事を言っております。
2.5〜3mなら出航、3.5〜4mは欠航(私なりの基準ですが)
結局、小心者の私は一泊するつもりで来たのに後ろ髪をひかれる思いで12時に納竿、一日早く島を後にしたのでした。


10月20日(曇り・中潮・波)
三宅島・伊ヶ谷堤防

南西から西の風が8〜9mの三宅島はどこのポイントもご覧のとおりです。

風裏になるであろう北東から北に位置する場所には、もうすでに釣り人が入っておりまして・・・。
もたもたしていた私は朝っぱらから、島をほぼ一周してしまいました。
「さぁ、どうしよう?」困った時に行く所は決まってます。いつもの伊ヶ谷堤防。
元々、ここは避難港として役割があるくらいで、大抵の風が吹いても何とかなります。
勝手知ったるこの堤防の先端で釣り開始。
マキエオを撒くとチョウチョウウオの群れが上がってきましたが、それほど気になる数ではありません。
それよりも、そのちょっと下で悠々と泳いでいるのは5,60cmはあろうかという巨魚が数尾!!
尾が白く見えたので、多分メジナだと思うんですが・・・。
タナを2ヒロ程にして、数投目にして竿をひったくるような激しい消し込み・・・ぐぐっと溜めて、風に煽られた糸鳴りが聞こえたと思ったらハリス切れ・・・。
これが開始早々2回続きまして、3度目の正直で上がってきたのはシマアジでした。
この時は、嬉しい外道に喜んでいたのですが、実はこのシマアジ(25〜30cm) が本日のえさ取りでありました。

シマアジの群れはかなりの数で幾らでも釣れてきます。
時々、付け餌がこのシマアジの層を通過 すると30弱のメジナがかかってきます。
先程の巨魚は、時々、マキエを漁りに浮いてきますが、さっぱり口を使いません。
・・・と言うより、ついつい、釣りやすいシマアジを狙ってしまう意志の弱い私がおりました。
結局、この日、一番の引きを楽しませてくれたのはこいつでした。

40cm弱のムロアジです。

暴風に加えて、一時は結構強い雨まで降ってくるし、竿を海に落として冷や汗もかきました。 (何とか、タモですくえたから良かったのですが・・・。) バラシもかなり多く、このシマアジの群れがいなかったら、散々な釣りになっていたことでしょう。
外道に感謝!!


9月6日(晴れ・中潮・やや波)
福江島・椎の木島

さて、本日は某無人島番組のロケ地にもなったと言う 椛島にある椎の木島へ・・・。
昼過ぎに出て夕マズメ狙いの釣行です。
沖に払い出す潮はまさに激流のようです。
この潮が本命なのでしょうが、食ってくるのは 昨日と同じ30cm前後ばかり・・・。
沖にはダツが待ち構えております。
「この潮は早すぎるのでは?」と思い、又、エサ取りも気になるほどいなかったので、 本命潮へのゆるい引かれ潮に仕掛けを入れるとふわっとウキが抑え込まれます。
ただし、上がってくるのは地グロ(口太)とイスズミばかり・・・。

・・・んん〜、今回の五島釣行は二日間玉網の出番はありませんでした。
でもまぁ、9月上旬にこのサイズを数釣りをしたと言う事で・・・良しとしましょう。


9月5日(晴れ・大潮・ナギ)
福江島・立神

“三度目の正直”とはよく言ったもので、
今回は大瀬崎灯台下の名礁立神へ・・・。
ここは島の人でもめったに渡る事が出来ないそうで、私だけでなく同行したメンバーも期待に胸を膨らませておりました。
朝一番で渡り、潮は左から右へと流れております。
サラシとぶつかる所を狙って、仕掛けを入れると二投目にして30cm程のオナガがウキを消し込んでくれました。

この時は当然これからのサイズアップを期待してこの笑顔なのですが、数は出るものの大きさが変わりません。
ポイントもタナも色々試したのですが、むしろ、気のせいか小さくなってきたような・・・。
こうなって来ると9月上旬の日差しが一層体にこたえます。
同じクロ(メジナ) 狙いの片山じっちゃんの目には、焦りと言うよりは諦めの色が・・・。
石鯛狙いで渡礁した、自称五島の釣り名人山田よっちは最後まで粘りに粘ったのですが結局ボウズでした。
下は哀愁すら感じる納竿前のよっちの雄姿!!

次は石鯛を上げるところを見せて下さい。
尚、ジギングで沖に出ていた坂口兄も、 船搭載の魚探が故障して何も釣れず・・・。
やはり、いくら名礁とはいえ、釣りは思い通りにはならないものです。


5月12日(曇り時々晴れ・中潮・ナギ)
三宅島・伊ヶ谷堤防

今年初の三宅島釣行。
堤防先端、大きな潮は緩く左から右へ・・・。 エサ取りはチョウチョウウオのみ。
偏光グラスで見るとその下には木端メジナ、更に下にやや大きめのメジナが見えます。
セオリー通りにチョウチョウウオは手前に集めて、 時々現れる沖へ払い出す潮に仕掛けを流すとポツポツとイスズミ混じりでメジナが食って来ます。
何となくチョウチョウウオ達は元気が無いようで、 比較的釣りやすい状況でしたが、正味5時間ほどの釣りで結果はこんな感じです。

キープしたのは30cm程が2尾。 大物が出たわけではないし、数釣った訳でも無い。面白い外道も釣れなかったし、ハプニングも無し。
・・・なんか地味な釣りでした。


2月21日(晴れ・中潮・ベタナギ)
福江島・地の手代→平瀬

今年初の釣りは五島列島・福江島!!
ただ、天気がいま一つ微妙な感じです。
前日のうねりが朝方まで残っていたので、9時過ぎにS氏のマイボートにて地の手代へ・・・。
潮が動きません。
時々、ウキの頭を押さえてくるのは赤ジャコ(ネンブツダイ)だけ・・・。
昼過ぎにギブアップして今度は平瀬へ渡ります。

右にサラシがあって、潮は緩くではありますが、ほぼ沖へ払いだしているようです。
第一投、磯際から狙ってみると・・・ 潮に乗って沖へ出ると思っていたのに、ウキは留まったままです。
「おかしいなぁ?」と思って竿を上げようとしたら、ググッと竿先が海面に引き込まれます。
不意を突かれましたが、何とかあげたのはオナガの40cm。

釣ったというよりは釣れちゃったです。
いずれにしても幸先が良いと、 張り切ったのですが、以降潮は動いているような、いないような・・・。
結局、5時半の納竿までに30cm程のイサキを上げただけでした。
やはり、五島と言えども潮が悪ければどうしようもないようです。

とは言え、同行してくれた福江の釣り名人Y氏は、緩い潮の中、竿二本のタナで3kgオーバーを皮切りにマダイを4枚仕留めているんですよねぇ。
メジナとタイではもちろん違うんですけど・・・。
潮が悪くても、ボウズにはならない? 五島の底力恐るべし!!
と、言っておきましょうか。
お土産に生け簀で生かしておいたヒラマサ・オナガ・イサキ・・・頂きました。

オナガ、イサキは軽く40cm超えています。
ですから、このヒラマサのサイズは・・・。

 

正月吉日

残念ながら、今年はいまだ漁に出ておりません。



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